走れ!!てばまる!!

30代2人の子持ちランナーがサブ2.5、トレイルラン 上位を目指す!!

OSJ奥久慈トレイルレース50k 2022を振り返って②

どうも、てばまるです。

 

前回に引き続いて今年の5月に開催された奥久慈トレイルレースについて振り返って書きたいと思います。

 

今回はどのような練習を積んでレースに臨んだかや、装備や補給食、レース中の状況についてお伝えできればと考えています。

 

初参加のこのレース。

 

しかも、わたしのトレイルレースの参加歴は2020年の常陸国トレイル18km、2021年の御前山トレイル27kmと2レースのみ。

 

ハッキリ言って経験不足。

 

そして、コースの3分の1程度(袋田〜白木山〜男体山)しか試走していないという…

 

この状況で10時間以内でのゴール、あわよくばそれ以上…なんて目論んでいました。

 

いま思えばかなりの無謀。

 

それなのに「表彰されたらどうしよう」なんて…

、妄想していたんだから笑ってしまいます。

 

あとで痛い目に遭うことになるのですが(笑)

 

そんな大それた目標を立てたので、それなりに計画的に練習を組むことにしました。

 

心肺機能強化、登坂力の強化のために、休日は2部練を行うことに。

 

①1000m×5(3.30)のインターバル

トレッドミルを傾斜10〜15%に設定して累積標高が1500mになるまで走る

 

最初にインターバルで追い込んでいるので、その後の傾斜走がキツいのなんのって(泣)

 

これを週2回、間には閾値走や坂ダッシュなどを入れて追い込んでいきました。

 

ただ、3月の100kmウルトラの後から、左脚の至る所に故障を抱え、特に鵞足炎には悩まされながらの練習となりました(言い訳っぽい…)。

 

当日にもその痛みは残っていましたが、知り合いの理学療法士の方にテーピングの方法とインソールを教えてもらい、それほど不安なく走ることができました。

 

練習不足は否めませんが(また言い訳…)。

 

装備品に関しては

ザック:サロモンactiveskin8

          SALOMON CUSTOM QUIVER(ポール収納)

シューズ:サロモンスピードクロス5

ポール:シナノトレランポール14.0

ウエア:レイドライトPERFORMER SS TOP GLHMT24

インナー:ファイントラックドライレイヤータンクトップ

ライト:レッドレンザーMH5

+

冷感タオル

冷感スプレー(小林製薬だったか?)

 

でした。

 

反省点としてはポールの収納を背中に取り付けてしまい出し入れがしにくかったこと。

 

その他は問題なく、シューズに選んだスピードクロス5も重さを感じず評判通りのグリップ力で足元を支えてくれました。

 

毎年奥久慈は暑さとの戦いになることが多く、完走率は気温に比例しているようです。

 

ちなみに2022年の完走率は約44%。

 

私は感覚的なところかもしれませんが、冷感タオルと冷感スプレーに結構助けられました。

 

エイドの水かぶり+冷感タオルグッズでなんとか凌いでいた感じです。

 

補給食は

マグオン10個(7個消費)

炎熱タブレット(いーっぱい)

エネモチ2袋(1個消費)

トップスピード2個(2個消費)

アップルハニー2個(1個消費)

コムレケアジェル2個(1個消費)

 

実際にはアップルハニーとエネモチは個人的には食べにくく、マグオンとトップスピードのみで良かったのではないかと思っています。

 

ここら辺は個人差があると思うので、普段から試さないとわからないですよね。

 

 

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ガーミン先生によると消費エネルギーは約5000kcal。

 

マグオンは1個200kcalほどで、たぶんその他いろいろ含めると約2200kcalくらいを接種したと思います。

 

足りないではないか、と思われるかもしれませんが、ある程度脂質代謝ができていれば問題ないようです。

 

私も走り終えたときには持ちすぎたと思ったくらいです。

 

糖質は全くないと低血糖となり走れなくなってしまいますが、人間には脂肪の貯蓄があるので問題ないと言われています。

 

脂質1kg辺り7200kcalのエネルギーが含まれているそうで、体重60kgで体脂肪が10%の場合は脂肪が6kg。

 

ということは、43200kcalのエネルギーを蓄えている計算になります。

 

恐るべき脂質代謝

 

その脂質をうまく利用するには、普段から脂質代謝を使えるような身体にしておく必要があります。

 

ざっくり言うと朝ランや低糖質の食事が効果的なようです。

 

詳しいことは後日に。

 

なんだかんだ偉そうに語っていますが、目標には全く届かず11時間55分でのゴール。

 

妻には15時過ぎにはゴールして、17時くらいには家に帰るからね、と言ったのに。

 

その妻から17時過ぎに電話がかかってきて

 

「まだ帰ってこないの?怒」

 

「いま、最後の山(月居山)で…、もうすぐで終わるから、ごめん。」

 

という情けない会話を交わし(笑)

 

失意の中でのゴール。

 

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でも思わずガッツポーズ!!

 


総合記録11:55:48  116/597位(完走率44.5%)

ST〜CP1  2:14:48 区間210位

CP1〜CP2 3:34:13  区間117位

CP2〜CP3 3:32:34  区間122位

CP3〜CP4 0:48:08 区間45位

CP4〜Fin  1:46:05  区間112位

 

なんとも悔しい結果。

 

でも、自分の脚でこの奥久慈の難コースをクリアした喜びと言ったらこれ以上無いですよね。

 

 

そのあとは余韻に浸ることなく、すぐさまシャトルバスに乗り込む。

 

ゴールできて嬉しいけど、やっぱり悔しい(泣)

 

スタート前の位置どりから、脚持久力、心肺機能、下りの技術、精神面と全てにおいて足りないと気づかされました。

 

その辛さからもう走りたく無いと思いながらも、来年こそはという気持ちでレースを終えました。

 

自身の経験談を語ってしまいましたが、皆さんにとって役に立つ内容になったかは疑問です。

 

奥久慈について質問がありましたら、ぜひメッセージをお待ちしております。

 

今日は奥久慈を思い出しながら、呑むことにします!!

 

てばまるでした。