走れ!!てばまる!!

30代2人の子持ちランナーがサブ2.5、トレイルラン 上位を目指す!!

OSJ奥久慈トレイル50k 2022を思い出しながら①

 

 

どうも、てばまるです。

 

 

もう3ヶ月も前になりますかー。

 

 

奥久慈トレイル。

 

 

キツかったことは忘れて、楽しかった思い出しか残っていないというのは、人間の面白いところ。

 

 

今日は奥久慈トレイルの思い出を振り返っていきます。

 

 

来年、出場を考えている方にも参考になれば幸いです!!

 

 

わたしがこのレースを知ったのはマラソンを始めた、2014年頃…

 

 

山の中を50km以上走る。

 

 

そして朝5時にスタートして夜の19時までに帰ってくる、という話しを知り合いから聞き、どこか遠い世界のおはなしだなーと。

 

 

世の中にはこんなにすごい人達(わたしよりもドMの人達)もいるなんて…と感心しつつも、そのレベルに達することはないだろうと思っていました。

 

 

時は過ぎて、紆余曲折ありながらも

 

 

わたしのレベルも上がり(いろんな意味で)、2020年の奥久慈トレイルレースに出場することにしました!!

 

 

試走をしたり、奥久慈トレイルについて調べたりと楽しみにしていましたが。

 

 

ご存じのとおり、新型コロナウイルスの影響で2020年、2021年と開催されることはなく…

 

 

それでも、待って待って訪れた2022年大会。

 

 

半年前にサブエガを達成し、3ヶ月前に100kmでサブ10を達成して自信に満ち溢れた状態で迎えることが出来ました(ドMパワー満タン!!)。

 

 

わたしの家から車で30分のこの大会、地元の常陸大宮もちょっとだけ通るこの大会。

 

 

大きな爪痕を残したい!!

 

 

そんな意気込みで臨みました。

 

 

でも現実は

 

 

甘くなかった…そう簡単ではなかった…

 

 

 

気温は今年最高の予想(笑)

 

 

そんな予想が前々からあったので、1週間前から仕事が早く終わったときはサウナで暑熱順化(嫁さんには内緒)して準備万端。

 

 

当日は予想通りの最高の天気。

でも朝方はまだ5月なので少しひんやり心地良い感じ。

 

 

まず、トレイルの前に重要なのはトイレ!!

 

 

途中で、もよおしたら野○ソ確定!!

 

 

しかも、スタートは5時半と。

6時〜7時はわしのゴールデンタイムやないか!!

 

 

当日、みんな考えていることは同じでとんでもないトイレ行列…

 

 

並んでいたら、もうスタート15分前。

 

 

仕方がないので、スタートに並ぶことに。

 

 

もう、半分より遥かに後ろの方だし、済ませられていないし(滝汗)

 

 

もうどうにでもなれと、スタートしてキロ4を切るペースで、袋田の滝を折り返してスタート地点付近のトイレに駆け込みました。

 

 

 

ああ、至福…

 

 

 

幸せな時間は長く続かないもの。

 

 

今度はトイレではなく、トレイル入り口で大渋滞。

 

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トイレを優先するべきだったか、トレイルを優先するべきだったか。

 

 

(後々考えると人間として正しい選択でした。)

 

 

そんなことを考えながら、シングルトラックを延々と進む。

 

 

前々日に降った大雨でトレイルはぬかるんでおり、転倒する人続出。

 

 

奥久慈は岩場が多いのでお尻が痛いのなんのって、わたしも何回尻餅をついたことか。

 

 

途中で太ももから、かなりの流血をしている人が…(泣)

 

 

そして、とにかくアップダウンが激しい、最高地点が奥久慈男体山の654mなのに累積4200m越え。

 

 

ひたすら登って降りての繰り返し。

 

 

しかも、走れるような場所は少なく、岩場も鎖をつかんで登ったり、手を着きながらなんとか降りるような段差や、小さな沢ですが渡渉も連続。

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奥久慈半端ないって!!

 

 

そんなTシャツもあるくらいだから仕方がない。

(個人的に物凄く欲しい)

 

 

毎年完走率が50%を切るのも納得。

 

 

わたしはシナノのトレランポールを使用していましたが、登りではかなり助かりました。

 

 

でも、下りが急すぎて、逆に邪魔で邪魔で。

 

 

手を使わないと降りられないようなところでは、ポールが木の根などいろいろなところに引っ掛かり苦戦…

 

 

後ろの方達、すいませんでした。

 

 

奥久慈ではポールは第一関門の持方を過ぎてから使えるのですが、使い所を選んだ方が良さそうです。

 

 

登りではかなり助けられたので、個人的には絶対にあった方が良いです。

 

 

ただ、装備面の工夫でポールを出し入れしやすいようにしておくと、とても良いと思います。

 

 

わたしが思う使い所は…

 

 

まず、持方〜竜神大吊橋は助かる部分も多々ありましたが、結構邪魔になることもありメリットとデメリットは相殺されるかなという感じがしました。

 

 

 

竜神大吊橋の後の長い登りではポールがあると楽に登れました。

 

 

赤岩を過ぎて、寺入沢では下り基調で沢やアップダウンが連続するのでポールはしまっておいた方が良いと思います。

 

 

その後にロードに出てからの東金砂神社への延々と続く登りではかなり重宝しました!!

 

 

その後の林道区間もポールに助けられ…

 

 

個人的に一番のありがたみを感じたポイントは、釜の平からの長い登り。

 

 

約50km弱を走ってきて、この登りは本当に辛い。

 

 

釜の平でポールを持っていない方に羨ましがられましたね(笑)

 

 

その後の持方以降も邪魔になる部分は多いと思いますが、私は助けられました。

 

 

わたしはポールを使うことに抵抗はなく、与えられたレギュレーション内でベストを尽くせば良いと思っています。

 

 

ただ、奥久慈は使い所の見極めが必要。

 

 

あとは出し入れのしやすさ。

 

 

私は一部しか試走していなかったのですが、試走していろいろな装備を試してみることをオススメします!!

 

 

トイレとポールのことについて多く語ってしまいましたが、わたしにとっては重要な要素でした。

 

 

次回はまた別の視点から奥久慈トレイルについて書いていきたいと思います。

 

 

みなさんの参考になれば幸いです。

 

 

てばまるでした。